掲載日:2019年1月11日(金)
桜咲く音頭プロジェクト -盆踊りで世界をつなごう-
土生みさおさん 津軽三味線
津軽三味線日本一決定戦津軽三味線全国協議会・日本一の部で女性初日本一を受賞という偉大な功績を持ち、日本国内外での演奏活動を行うなどグローバルに活躍する三味線奏者、土生みさおさん。正統派津軽三味線演奏家として津軽民謡・ソロ演奏のみならず、他楽器とのコラボレーションやCD製作に至るなど、伝統音楽・伝統芸能を超えて三味線の魅力を伝えている。
そんな土生さんが12月半ばに渡米、ロサンゼルスで12月21日、ソロライブを開催した。オーディエンスがワインやアペタイザーを楽しみながら、華やかで迫力のある三味線の音色を堪能した同イベントでは、まず『十三の砂山』『津軽じょんがら節旧節』を演奏。トークも交え、さらに『津軽三下り』『桜咲く音頭』を弾き語りで演奏。『ドンパン節』では、参加者全員も一緒に身振りを付けて楽しむなど、10曲近いプログラムは、クラシックからコンテンポラリーな曲調のものまで幅広く披露。また、フリートークタイムには、音楽をしている現地の大学生から「和楽器の音符はあるのか?」など様々な質問が飛んでくるなど、三味線談義に花を咲かせた。
今回の渡米では、三味線でハリウッドでのストリートライブにも挑むなどエネルギッシュな演奏活動を続ける土生さんは、日本各地で『桜咲く音頭』を皆で踊る『桜咲く音頭プロジェクト~盆踊りで世界をつなごう~』を実施。「この曲は、世界中にいる日本や日本文化が好きな人たちと、日本人が、踊りを踊ってつながることを願って制作されました。学校や地域のイベント、お祭りなど、様々なところで踊り、写真や動画をハッシュタグ#sakurasakuondoをつけてUPしてください。世界中で満開の桜が花開きますように」。そんな思いを胸にさらにこのプロジェクトを広めていきたいと話す。
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